お知らせ

2012.12.08

平成24年度 第2回保険研修

 

【日時】平成24年12月8日(土) 18:20~20:30

 

【場所】メルパルク京都

 

【目的】

  • 調剤報酬は薬剤師の職務能力の評価として支払われるものであることを認識する。
  • 調剤料や様々な加算の算定の可否をケースごとに学ぶ。

 

18:20~18:30 開会・アイスブレイク

18:30~19:30 調剤報酬算定Q&A(前半)

19:30~19:35 休憩

19:35~20:25 調剤報酬算定Q&A(後半)

20:25~20:30 クロージング・閉会

 

【内容】

指導対策PJ主導のもと、事務員・薬剤師・事務員の順に三人一組で席に着き、調剤料等算定についての問題を解きました。

算定要件に基づき、薬剤師・事務員それぞれの観点から状況をイメージし、意見を伝えあって答えを導いていきます。

全員が約10問の問題に挑戦。1問ごとにいずれかのテーブルが解答とそれに至る過程を発表します。どのテーブルも全員で話し合い、皆さんしっかりと考えられている印象でした。

 

 

 

そのほかに、後発品への変更調剤・一般名処方についての発表がありました。後発品に変更する際や一般名処方の場合に調剤してよい剤形や含量規格等を確認しました。

また、アイスブレイクとして算定に関する○×クイズ(配布された赤か青のカードを上げます)や、インシュリン注射の準備を薬剤師が事務員の前で実際に行いました。インシュリン注射の知識はレセコン入力時に役立つことなので、事務員にも是非知ってほしいです。

 

 

 

【感想】

「事務員はこう考えて入力している」「薬剤師はこう考えて投薬、薬歴を記入している」そんな普段話題にのぼらない話ができて勉強になりました。他店舗の方と一緒に座っていたテーブルが多く、「このケースは自店舗ではこう算定している」等の話を聞くことができ参考になったという方も多いのではないでしょうか。

調剤報酬の算定には、ややこしく曖昧にしがちなことが多くあると思います。しかし、薬剤師・事務員双方が各算定要件を理解して算定することが薬局として当たり前のことと再認識しました。(嵐山ゆう薬局:喜多真弓)

 

写真:石川真矢(うずまさゆう薬局)

原稿:喜多真弓(嵐山ゆう薬局)