2012.11.29
京都東山合同勉強会 ~褥瘡~
【日時】平成24年11月29日(木) 19:00~21:00
【場所】ひまわりゆう薬局
【内容】褥瘡について。ファーマシイさんとゆう薬局、病院薬剤師合同での勉強会。
メーカーさんの講義の後、症例を用いてディスカッションを行い発想を広げる。
ゆう薬局グループ 22名
株)ファーマシイ 5名
府立病院薬剤部 1名
岡本病院薬剤部 1名
計29名
19:00〜19:40 講義「褥瘡のはなし〜治療から予防へ〜」(興和創薬)
19:40〜19:40 グループ分け・アイスブレイク
19:40〜20:00 症例を用いたPICO検討
EBM(evidence-based medicine:根拠に基づいた医療)を意識して患者さんのために我々薬剤師は何ができるのであろうか、今回もPICOの概念を基に、問題を定式化しながらどのような行動を薬剤師は行う事ができるかを職場や立場を超えて考えを深めあいながらまとめました。
P (Patient:患者) or( Problem:課題):どんな患者が
I (Intervention:介入)or E (Exposure:暴露):ある治療をするのは
C (Comparison:比較対照 if relevant):別の治療と比べて
O (Outcome:転帰):どうなるか
20:00〜20:30 グループディスカッション
20:30〜21:00 アウトプット
21:00〜21:05 クロージング
日常的に経験している当たり前の経験が積み上がると、臨床における貴重な意味を持っています。生活(睡眠・食事・排泄など)、環境を情報として入手し、患者さんが良い状態へ向かう手助けができるような働きかけができる事をディスカッションの結果として証明できたと思います。
【感想】
褥瘡というと難しいイメージが先行しますが、患者さんのためにできることを合同で考察した結果、専門的な内容でなく、明日からすぐにできる内容(栄養・マットレス・加湿等)が挙げられた事が印象的でした。
(かつら川島ゆう薬局:堀内 豪)
写真:古川 賀絵(すみぞめ駅前ゆう薬局)