【日時】平成28年１月30日（土）
【場所】ひまわりゆう薬局３階
【対象者】1～3年目薬剤師　約４０名

ゆう薬局では、地域医療・在宅医療に関わる業務のスキルアップを目的として様々な在宅研修を行っております。
今回は１～３年目の薬剤師で、特に在宅にて初期契約から患者様の最期までの関わりが未経験の者を対象に在宅訪問業務の基礎、医療材料についての研修を行いました。

２０２５年問題（超高齢社会）を控え、調剤薬局の在宅業務でのニーズはますます高まっています。現場の若手薬剤師たちが、ご自宅でのお薬管理の依頼を受けた場合を想定して、その際に必要なものは何か？を考えてもらいました。
また現場で実際に用いている契約書などの書類の書き方や各項目の説明、実践的な知識の確認を行いました。

後半は在宅業務の関連項目として医療材料・衛生材料についての研修を行いました。
処方せんで出すことができるのは医薬品だけではなく一部の注射の針等も含まれるのをご存知でしょうか？あまり見たことがないと感じておられる方も多いと思いますが、在宅の現場では、患者様の病状に合わせて特別に用意しなければならない機器等があります。

まだ推進され始めて間もない分野の為、難しい内容とはなりましたが、多くの方が興味を持って講義を受けておられました。これからも、地域の皆様のお役に立てるような体制整備に日々取り組んでいきたいと思います。

原稿作成者：しもがもゆう薬局/在宅担当　西元和哉