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Vol.9

京北ゆう薬局にヤマザキYショップがOPEN!

[ 更新 ]
2013.09.15

秋葉由華(あきばゆか)京北ゆう薬局 管理薬剤師 平成14年4月入社

富山医科薬科大学(現:富山大学) 薬学部出身
大学卒業後ゆう薬局に入社。主に北区の薬局に所属し
地域医療を支える在宅業務に関わっている。
管理薬剤師としてヤマザキYショップの開店準備にも尽力。

いつもたくさんの方にご利用いただいております京北ゆう薬局に、平成25年9月9日ヤマザキYショップがオープンしました。調剤薬局とコンビニのコラボレーションは全国的にも珍しい形態です。なぜ私たちがこのような新しい試みを始めたのか。今回は京北ゆう薬局リニューアルオープンの舞台裏をご紹介させていただきます。

便利なワンストップショッピングを実現

京都の中心地から北へ約30キロ。峠を越えた先の、のどかな田園風景のなかに京北ゆう薬局はあります。稲穂がたわわに実る水田や、鮎が泳ぐ清流に囲まれた自然豊かな環境で、私たちスタッフものびのびと働いています。周辺には桜の美しい常照皇寺、大型アウトドア施設の宇津峡公園といった人気観光スポットもあり、レジャーも楽しめます。

そんな自然いっぱいの京北ですが、車がないとスーパーマーケットなど買い物できる施設に行けないのが不便なところ。車を自由に運転できないご高齢の方にとってはとても不便です。そこで私たちは「薬局にコンビニを併設したらどうだろう」という案を出し、社内で検討することにしました。全国的にはまだ新しい試みでしたが、医薬品と生活用品や食料品を一カ所で提供することができれば、ご高齢の方にもきっと満足いただけるだろうと考えたのです。そして計画にご賛同いただいた山崎製パン株式会社と京北ゆう薬局の協力体制が決まり、9月9日にめでたくオープンすることができました。

コンビニ併設は地域の方々にも好評

これまで京北ゆう薬局は町で唯一の薬局として、地域医療に貢献できるように努めてきました。さらにヤマザキYショップを併設することで、地域の方々の健康だけでなく生活も含めて支えるお手伝いができるようになります。取扱商品は、医薬品や医療関連品に加え、パン・おにぎり・サンドイッチ・弁当・菓子・食品・デザート・飲料・アイスクリーム・雑貨などこれまで以上に充実。処方箋の薬を受け取りに来られたついでに生活用品や食料品も購入していただけます。 おかげさまで9月9日にヤマザキYショップがオープンしてから、連日多くのお客様にご来店いただき、スタッフ一同喜んでいるところです。ご高齢の方からは「薬をもらいに来たついでに買い物ができていい」、若い方からは「コンビニのように気軽に立ち寄れるようになって良かった」、子どもさんからは「駄菓子が増えてうれしい」といった声をいただいております。

通常、ヤマザキYショップは赤と黄色の外観ですが、
こちらはベージュと茶色を基調とした京都らしい配色。周囲の自然とも調和しています。

より健康と生活を支えるお手伝いを

また処方箋のお薬ではなく、OTC(一般用医薬品)のみを目的に来られるお客様が増えたこと、小学生〜高校生の若い方にもご来店いただけるようになったのがこれまでとの大きな違いです。薬局は地域の健康相談所、セルフメディケーション(自分自身で健康を管理すること)をサポートする役目もありますから、お客様の層が広がり気軽に訪れていただけるようになったのは良かったと思います。 これからも私たちは調剤薬局とコンビニの良い面を活かし、地域のかかりつけ薬局として住民の皆さんに寄り添いながら、よりいっそう健康と生活を支えるお手伝いをしていけたらと考えています。お近くに来られた際にはどうぞお気軽にお立ち寄りください。

京都市の就労支援事業である「しゃくなげ共同作業所」の商品も店内で委託販売しています。
手作りの布ぞうりや、さをり織の製品などが人気!

毎日放送MBSラジオで紹介されました!

9月18日、毎日放送MBSラジオが取材に来られ、「ノムラでノムラだ♪EXトラ!」 で、新しくなった京北ゆう薬局が紹介されました。

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