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Vol.19

リニューアルオープン! いわくらゆう薬局×ヤマザキYショップ×三笑堂

[ 更新 ]
2014.12.19
地域を“つなぐ”ワンストップ・ステーション
四方 勝教(しかた かつのり)

四方勝教(しかたかつのり)
いわくらゆう薬局 管理薬剤師・左京ブロック長
1998年4月入社
摂南大学 薬学部 衛生薬学科卒

いわくらゆう薬局(旧名称・薬局ウノいわくら)に勤務して4年。グループ内では左京地域のブロック長として活動している。

京都市左京区・岩倉地域で長年ドラッグストアとして営業してきた「薬局ウノいわくら」が、2014年12月1日より「いわくらゆう薬局」としてリニューアルオープンしました。新しい店舗のコンセプトは【地域を“つなぐ”ワンストップ・ステーション】。なぜ今リニューアルが必要だったのか。いわくらゆう薬局が目指すものは何か。オープンまでの経緯や、オープン後のお客様のご感想などを含めてまるごとお伝えします!

ヤマザキYショップ、三笑堂の二社と協力

いわくらゆう薬局

叡山電車・岩倉駅の北側、閑静な住宅地のなかに「いわくらゆう薬局」はあります。このあたりはご高齢者が多く住まわれる地域のため、これまで“必要なものを必要な方に提供すること”をコンセプトに、介護用品関連の商品ラインナップに力を入れてきました。しかしドラッグストアタイプの店舗では対応の限界があり、今のままでは患者さまや地域の方々に十分なサービスをご提供できないと考え、リニューアルオープンに踏みきることにしました。

処方せん受付

新しい店舗のコンセプトは【地域を“つなぐ”ワンストップ・ステーション】ということで、京北ゆう薬局にも併設されているヤマザキYショップや、介護用品などを扱う三笑堂と協力。在宅訪問も含めた保険調剤、一般用医薬品はもちろんのこと、ヤマザキYショップの併設による生活支援、三笑堂との連携による介護衛生用品の販売、ベッドや車いすを設置した介護資材ショールーム、相談機能などを一箇所で提供できる体制を整えています。ヤマザキYショップと三笑堂の二社とは「ご高齢者、患者さまが何を本当に必要とされているか」を中心に話し合い、商品を選択してきました。初めての試みでまだ正解はわかりませんが、患者さまのご意見を伺いながら調整していきたいと思っています。

また「いわくらゆう薬局」では、地域包括支援センターや行政機関、地域の医療介護関連事業所と長年培ってきた“つながり”を地域へ広げる連携体制も築いています。

ヤマザキYショップレジ
三笑堂商品

リニューアルによって地域との“つながり”をより深く

店舗内は、通路を広くとるなど車イスの方でも気軽に利用できるように配慮しました。入口には雑誌などを置き、これまでの調剤薬局の入りにくいイメージを払拭。商品棚はご高齢者の方がほしい商品をすぐ見つけられるようスッキリと。
商品については食品や介護用品を多く扱えるようになり、より地域の方々のニーズに応えられるようになったのではと考えています。
オープン以来、馴染みの患者さまはもちろん、珍しそうに初めて来られる方など多くの来客者で賑わっています。ショールームで説明しながら談笑するスタッフと患者さま、見学・訪問・相談などに来られる地域包括支援センターや医療介護関連事業所の方々、「こんな症状だけど病院に行ったほうがいいかしら?」「前に買ったあれ、置いてます?」といった日常の会話。このような様子を見ていると、地域におけるゆう薬局への期待を感じてうれしくなりますね。特に介護用品の展示はこれまで地域になかったものなので、介護関連事業所の方からも歓迎されているようです。またリニューアルオープンを機に、こちらに調剤薬局があることを認識された方も多くいらっしゃいます。

店内 広い通路
お客様と談笑
ベッドと車いす

薬局がこれからの時代にできること

いわくらゆう薬局スタッフ

地域の方々の健康と生活を支える拠点として、薬局ができることはまだまだたくさんある——。「いわくらゆう薬局」のリニューアルオープンに関わり、より強くそう感じるようになりました。今後は、ヤマザキYショップ、三笑堂の協力を得ながら、さらに地域の方々の役に立つ、喜んでいただけるような薬局を目指していきたいと思います。

店舗奥には、展示用の介護ベッド・車イスを配置し、地域のコミュニティスペースとしても利用できるようになっています。今後、糖尿病教室や健康体操教室を開く計画がありますので、ご利用を希望される方はお気軽にお声かけください。スタッフ一同、笑顔でお待ちしております!

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