2014.03.30
平成25年度 第3回薬剤師研修を実施しました
平成26年3月15日に第3回薬剤師研修を、メルパルク京都にて実施しました。
テーマは「輸液の基礎」
「静脈栄養法の基礎知識を習得し、調剤薬局で取扱い可能な処方について学ぶ」 「輸液にまつわる医療材料について知り、基礎的な仮想ライン組み立てができるようになる」を研修の目標とし、ゆう薬局の薬剤師43名が参加しました。
輸液投与の場合の、医療材料(注入ポンプ、チューブセット、ヒューバー針など)について、具体的な名称や役割を体験形式で学び、 輸液の組成(糖・電解質液、アミノ酸製剤、総合ビタミン剤、微量元素製剤、脂肪乳剤)により様々な製剤があること、
さらに処方できる薬剤に制限があることなど、輸液調製および監査における基礎的な知識、および手技について理解しました。
在宅医療がすすめられる現在の医療の中で、輸液に関する処方を受け取る可能性はすべての店舗において高くなってきており、薬局薬剤師も対応できる知識・技術が必要であることを、参加者全員で再認識しました。
参加者からは、
・注入ポンプやチューブセットの実物を初めて触り、イメージしやすくなった。
・輸液の処方を受けた時に、どのように対応するのかのイメージができるようになった
・処方を受けた時に輸液と薬剤の配合変化やフィルターを通せる薬剤かどうかなど、基礎知識が必要だと感じた。今後、基礎知識を身につけたい。
などの意見が多く寄せられました。
在宅医療の需要が増えてくる日本において、薬局薬剤師も知識・手技の獲得が必須となってきます。 今後の現場でためらうことなく、スムーズに対応できる知識を得られる研修となりました。