2012.12.22
京都府長岡京市神足小学校3年生 「職場体験学習」
テーマ:「お店体験学習」
【日時】
平成24年11月27日 9:30~11:30
【場所】
神足ゆう薬局
【体験児童】
神足小学校3年生 女子3名
【内容】
●調剤体験
手作り処方せんを見ながら、実際にお菓子・ジュースを用いた疑似調剤体験
1:水剤混合(ぶどうジュースとカルピスの混合)
2:錠剤分包(マーブルチョコレートとラムネ)
3:散剤作成(乳鉢を用いて乳糖と三白糖の混合)
4:薬袋作成(名前を書いてもらい、水剤にもシールを貼る)
5:おまけの錠剤・散剤混合(マーブルチョコレートと実際の粉薬(酸化マグネシウム))
●お薬、薬局について知ってもらう
事前にもらった質問に答えつつ、こちらからも質問を投げかけて、少しずつお薬や薬局について説明していきました。
*お薬はどんなところでもらう?
→(児童の答え)薬局、病院
回答には出てきませんでしたが、答えの一つであるドラッグストアを伝えると、行ったことがあるとのこと。
日用品を買うなど身近なところのようです。
*お薬にはどんな種類がある?
→・粒の薬やカプセル、液体、粉
・お兄ちゃんが吸う薬を使ってた
・咳で貼る薬を使ったことあるねー (他2人も)あるある!
他に目薬や湿布、お尻から入れるお薬(座薬)を説明すると、本当だ!との反応。
湿布などの貼り薬は実物を触ってもらい、違いを体感じてもらいました。
冷蔵庫の中にも薬がいっぱい置いてあります。注射の薬もあります。
*処方せんって見たことある?
→ある
3人とも処方せんで薬局からお薬をもらったこともある、とのことでした。
*お薬手帳って知っている?
→・知ってる!よく聞く
・私自分の持ってるよ
なんとこちらも3人とも知っているとのこと。テレビで聞く機会があり知っているそうです。
病院や薬局に行く時は、ぜひお薬手帳持って行ってくださいね。
●体験を終えての児童達の感想
・あっと言う間で楽しかった。薬の種類がいろいろあってびっくりした。
・全然お薬のこと知らなかったけど、今日知ることができて興味を持った
・粉と錠剤が一緒に作れるって知らなかった。
●わたしたちの感想
普段通り患者様が来られる中でおこなったので、白衣に身を包んだ児童の可愛らしさに待ち合いで待たれている患者様からもかわいいわね~と言われながらの体験学習でした。
3年生とは言えしっかりした子どもたちで、それぞれで作業を分担しあっていました。薬についても薬の名前などこちら側が思っていたよりもよく知っており、驚かされました。
疑似調剤体験で作ったものは、手作り薬袋に入れて持って帰ってもらいました。
今回の体験を通して、少しでも薬のこと、薬局のことに興味をもってもらえたら大変嬉しいです。
原稿・写真:大村由美(神足ゆう薬局)
八木朋子(かめおか駅前ゆう薬局)