ゆう薬局通信1年を通して、さまざまな取り組みを行っているゆう薬局。各店舗からのニュースを、スタッフ自身が紹介します。

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Vol.24

平成28年度第1回全体研修

ゆう薬局では、半年に1度全社員が参加対象の全体研修を行っています。 今回は外部講師をお招きし、職員354名、薬学部実習生12名が 一層地域医療に貢献していくべく研修を行いました。

[ 更新 ]
2016.08.15
[ 原稿 ]
記事作成者:
大山崎ゆう薬局 塩飽裕美子
原稿作成者:
ふくちやまゆう薬局 片岡賢太郎
東野妙見ゆう薬局 有田美保
御前ゆう薬局 藤村愛奈
原氏によるがん講演会「大切にしたい自分の体~2度の子宮がんを経験して~」

2度のがん経験者である原千晶氏による体験談をお聞きしました。
原氏は子宮頚がん発覚時、子宮を温存する選択をされました。しかし毎月の検診が疎かになっていた頃に子宮体がんが見つかります。自分と同じ過ちを繰り返して欲しくないと訴えられていた原氏。

終了後のインタビューでは「人の気持ちを動かすのは信頼関係。顔なじみで信頼している薬剤師さんやスタッフの方に受診や検診を促していただくのは大きな動機づけになりますね。」と話されました。私達自身も地域医療の窓口である薬局として、患者さま個々の事情に応じた受診や検診の声かけ等、がん予防に対して積極的に取り組んでいきたいと思います。

倉田教授による講演会「高齢者の身体能力に合わせた服薬支援と製剤の知識」

昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 地域医療薬学部門の倉田なおみ教授による講演をお聞きしました。

本講演では、運動障害や嚥下障害をもった高齢者への服薬支援である自助具や簡易懸濁法、製剤の特性といった内容に加え、「患者さまとどう向き合うべきか」「薬剤師の使命とは」といった医療人としての倫理観について学びました。

服薬に問題のある患者さまであっても、現実には見過ごされる場合が多くあります。そういった患者さまに対し薬剤師は十分な問題解決能力を以て支援を行う必要があります。

服薬歴・既往歴の把握、製剤の知識に加え、患者さまと真摯に向き合い患者さま自身を知ろうとする姿勢を以て努めていきたいと思います。

懇親会

全体講演後の懇親会では日々の頑張りを労いながら楽しい時間を過ごしました。
テーブル対抗のクイズ大会では、回答が発表される度に各テーブルから喜びの声や悲鳴が上がりました。また久しぶりに会う同期や先輩、後輩と懐かしいお話に花を咲かせている場面が多くみられました。店舗が離れてしまってもこのようにずっと関わっていける雰囲気がゆう薬局のとても良いところだなと改めて感じました。

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