2016.10.07
1Dayインターンシップ「地域包括ケアシステム~薬剤師の役割~」を実施しました!
【日時】2016年9月24日(土)
【場所】ゆう薬局本部 3階コンパルーム
【薬学生2名】神戸薬科大学1名、大谷大学1名
【テーマ】地域包括ケアシステム ~在宅ターミナルケアにおける薬剤師の役割~
「地域包括ケアシステム」をテーマとしてインターンシップを行いました。
ますます進行する高齢化を前に、国が構築を目指す地域包括ケアシステム。よく聞く言葉ではありますが、そもそもどういうものなのか、またそのシステムが今後なぜ必要なのかというところを含めて学んでいただきました。
その上で、「まちづくり」をテーマにグループワークを行い、地域包括ケアシステムの実現に必要な資源やそれらの配置について学生のみなさんに考えていただきました。身近にある多くの資源を把握し、それぞれが連携するシステム作りの大切さと難しさを実感されていたように思います。
後半には、地域包括ケアシステムの実現に重要な要素となる在宅医療のターミナルケアについて講義を行いました。
実際の処方例をもとに、その調剤手順や投与方法を器具実物に触れながら考えているときは真剣そのもので、分からないことを積極的に質問されていたのが印象的でした。5回生ということもあり、大学の授業や実務実習で身につけた知識や経験と合わせて考えることでさらに理解が深まったのではないかと思います。
地域包括ケアシステムの実現・運用において薬局薬剤師としての役割の一端を知るきっかけとなり、今後の自身の進路選択に生かしていただけたら幸いです。