2012.07.29
京都府薬剤師会 第2回北部学術大会
日時:7月29日(日) 13:00~16:30
場所:京 綾部ホテル
主催:(社)京都府薬剤師会
京都府薬剤師会が主催した第2回北部学術大会において、ゆう薬局より3名が発表をおこないました。
●「ピッキングサポートシステムを用いた調剤過誤防止への取り組み」
ふくちやまゆう薬局 高山 幸
ゆう薬局で取り入れているピッキングサポートシステム(ポリムス)について、導入前後でのアクシデントの発生割合やその推移などの分析を行いました。また、アクシデントを軽減するための薬局内での対策などについて発表を行いました。
●「コミュニティ放送を活用した薬剤師による市民向け情報提供の取り組み」
丹後大宮ゆう薬局 船戸 一晴
FM丹後で放送されているトークバラエティ番組の中で、「気軽に相談☆お薬屋さんに聞いてみよう!」というコーナーを担当し医療相談などを実施しています。その結果、薬局での窓口で声をかけていただく事も多くなり地域と繋がっている事を実感する事ができ、コミュニティ放送の活用が薬局機能・薬剤師職能を地域で知ってもらうために、メディア特性からも大変有用であったことを発表しました。
●「当薬局におけるチャンピックス錠での禁煙治療について」
まいづるゆう薬局 野村 真洋
過去3年間での症例をもとに、成功者における男女比、またドロップアウトした際の要因(副作用など)の解析を行いました。また地域での禁煙プロジェクトに参加したことにより感じた認知行動療法の重要さについて発表を行いました。
このことより、成功させていく事への課題として、
①禁煙治療が開始された早期段階において胃腸障害への十分な理解を得る服用指導
②禁煙活動中において治療以外の面でのサポートするための認知行動療法の指導を充実させる
ことが今後の課題として挙げられました。
原稿・写真 武田 紗代子(吉川ゆう薬局)