お知らせ

2015.08.10

平成27年度 第1回全体研修を実施いたしました

2015.08.17

平成27年度 第1回全体研修を実施いたしました

【日時】平成27年7月5日 9時~15時半

【場所】グランドプリンスホテル京都

 

ゆう薬局グループ全社員を対象とした平成27年度第1回全体研修を実施しました。
今回の参加者は316名(うち薬学部1期実習生13名)。
全社員の約7割が参加した本研修においては、ゆう薬局の理念「明日を、つなぐ」、そしてこれからの薬局に求められる幾つかのキーワードから個々の社員が、どんな行動を実践することで我々が他者から必要とされるのかについて考える機会としました。

 

ゆう薬局グループ代表 宇野進

これからの地域医療とは ~ゆう薬局に求められること~

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“今後、薬局はどう在るべきなのか、又どのように社会貢献していくのか”

「地域密着とは」「なぜ京都なのか」「動機善なりや私心なかりしか」「利他の心」
来たる超高齢化社会の中で、より地域に密着し、患者様にとって心のよりどころのような薬局で在り続ける為にも、スタッフ全員が同じ気持ちを持って日々取り組むことの大切さを学びました。処方箋のある方だけに必要とされるのではなく、気軽に立ち寄ることのできる薬局を創り出していこうと決意を新たにしました。

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また、今回は3人の講師の方をお招きし、変化する医療体制の中で求められる薬局の姿を学び考える機会をもちました。


 1.地域とのきずなづくり ~患者と医療者のコミュニケーション~

  講師:NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長  山口育子 様

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「患者様主体の医療とは」「情報提供とは」「医療者と患者様との間のギャップとは」

「情報の波に押しつぶされそうになる現代社会の中で患者は判断する事を求められている」
患者様の主体的医療を目指すNPO法人支えあい医療人権センターCOMLの山口育子先生をお迎えした講座はこう切り出され始まりました。

現在、医療・介護に携わる多職種が手を取り合ったチーム医療が推し進められていますが、多くの患者様にはこの連携が理解されておらず、不安や不満を医師に向ける患者様が少なくありません。「その原因にはインフォームドコンセントにおけるコミュニケーション不全が大きく関わっている。」つまり医療者が行う情報提供が患者様に十分伝わっておらず患者様が理解したうえでの意思決定や行動へ結びついていないかもしれないという根本的な問題がまだ存在するという事。確かなインフォームドコンセントを確立させる為には、患者様が潜在的に知りたい事項を引き出し、医療者の言葉で一方的に伝えるだけでなく、わかりやすい言葉を用い、「よろしければメモをとってくださいね」「わからない事があればいつでも言ってくださいね」など理解していただけるように努める必要があるということを学びました。

医療者は確かな技術や安全を提供する使命を持ち、患者様は理解し、選択するという役割を持っています。私たち医療者は少しでもわかりやすく必要な情報を提供することで、患者様の理解を手助けし、確かなインフォームドコンセントの実践へ繋げていくことが求められているということを1人1人が意識していかなければ!と気を引き締める機会となりました。

 

2.患者心理

 がんピアサポーター  三重大学医学部非常勤講師      久田邦博 様

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「自分の向き合っている相手はどんな不安を抱いているかを常に考えること」

慢性骨髄性白血病と診断された先生の揺れる心や残された家族に対する不安や、治療方法を決断する際の覚悟などを、ときに笑いを交えつつ率直に語っていただきました。私たちにとって薬局で患者様と関わることが日常となりますが、患者様にとっては違います。初診から不安でいっぱいであること、初めての経験が多いこと、治療が続く限り何らかの不安を抱えていることなど、心がけなければならないことを再認識したうえで、不安を抱えている患者様にとって医療者である自分の言動がどういった印象を与えるのか、薬局に求められる接遇とは一体どんなものなのか、改めて考えるきっかけとなりました。

 

3.地域医療とこれからの京都の町の姿

 京都大学名誉教授  滋賀県立リハビリテーションセンター所長          野本愼一 様

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「超高齢化社会におけるICTコミュニケーションとは」

京都大学名誉教授、野本愼一先生を講師にお呼びしました。2025年に日本は3人に1人が高齢者という超高齢化社会になると言われています。高齢の方が多くなると自宅で医療を受ける患者さんが増えるため、より患者さんを含め医師・看護師・ヘルパー・薬剤師などの多職種との連携が不可欠です。そのような中で地域医療を支えるツールとして電子連絡ノートが開発されました。今まで紙のノートで連絡を取っていたものが、電子画面で操作できるようになるので、端末を持っているスタッフ間での情報の共有がしやすくなります。多職種との情報共有を簡単・確実にするものになっておりこれからの超高齢化社会に活用していきたいツールとして紹介されていました。

 

~懇親会~

研修会の後には、懇親会を実施しました。

今回も、通年実施しているサンクスカードを実施し、普段素直に伝えることができな「ありがとう」の気持ちを伝える機会としました。

感謝を伝えることは照れくささもありますが、「ありがとう」と言ってもらえる事はとても嬉しい事ですし互いが笑顔になれる機会となります。
互いの事を必要としあい、感謝しあえる社風を今後も大切にしていきたいと思います。


また自分のまわりで今一番頑張っている人をみんなで投票し、表彰を行いました。

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表彰された皆様、おめでとうございます!

人が頑張るのは自分の欲求のためや、物質的な欲求のためだけでは続ける事ができません。
他者に対する貢献の意識や、互いの事を少しずつ大切にしあう意識があるからこそ人は頑張っていけるのでしょう。

ゆう薬局は素晴らしい仲間たちが互いの事を尊敬し、大切にしあっています。

これからもお互いの頑張りを認め合い、支え合い、自分たちを必要としてくれる人のために頑張っていきましょう!