お知らせ

2014.07.01

薬局ウノいわくらが高齢者疑似体験を実施しました

薬局ウノいわくらのスタッフが、包括センターの依頼で6月11,12日の2日間、地域の南小学校6年生の総合学習授業、高齢者疑似体験に行ってきました。

  1日に60人、9グループに分かれて3つのブースで体験。
      1、車椅子体験
      2、高齢者疑似体験
      3、自道具、薬の分け方、とろみ剤

80歳のおばあさんを設定して、血圧の薬・腰痛の痛みどめの薬・風邪薬・睡眠剤と4つの薬袋をもらっています。薬袋から1日分の薬を取り出して用意したチャック付ビニール袋に書いてある朝食後、昼食後、夕食後、寝る前に分けてもらいます。

話しながら袋から薬を出した子はいつ飲むのか分からなくなったり、1日分が何錠かしばし考えたり、悩んでいる子もいました。

ポリ袋に分けたら、合っているか答え合せをして次は飲み忘れ防止の為お薬カレンダーにセット。薬を飲みやすくする為の服薬ゼリーも紹介。

さらにとろみ剤の必要性を説明して、お茶につるりんこを入れてとろみ加減の実験。
恐々少しずつ入れる子供、一度に1包を全部入れて必死に混ぜている子供がいて可愛かったです。

試飲した感想はまずい、気持ち悪かった(味は変わらないはずなので舌触りが良くなかったんでしょうね)

最後は小豆を割り箸とクリップタイプの箸を使ってつまみ、比較してもらいました。
誰が一番多く小豆をつまめるかゲーム感覚で楽しんでいるチームもありました。

全ての事を説明して体験してもらうのに1チーム20分は大変でしたが、事前に準備して頂いていた用紙を見て、各テーブル上手に進行できました。

孫の様な年齢の子供さんと2時間びっちり向き合って普段の仕事より疲れましたが、包括センターの方々からはお礼の言葉もいただき、充実した楽しい経験をさせていただきました。

実施するにあたり、協力していただいた皆さまありがとうございました。