【日時】平成30年9月18日（火）14：00～15：00
【場所】Ｃａｆｅ　Ｌｉｅｒ

今回は「睡眠の質と健康」というテーマで薬剤師がお話をさせて頂きました。

睡眠は、「心」と「身体」の健康を保つために、重要な役割をしています。
例えば、就寝前の飲酒や喫煙をすることにより、睡眠の質を悪化させ、睡眠時無呼吸症候群につながることがあります。また、ストレスが溜まると、ホルモンや自律神経が乱れ肥満の原因になり、糖尿病や高血圧、脂質異常症を発症する可能性が高くなります。
また「心」の健康にも睡眠による休養感は重要です。寝付けない・熟睡感がない・疲れていても眠れない等の不眠症状が続くと、気持ちが重たくなり、物事への関心がなくなったり、好きだったことが楽しめなくなったりと、うつ病の原因になることもあります。

睡眠の質を上げるためには朝、目が覚めたら日光を取り入れたり、昼間に適度に運動をしたりと、環境づくりも重要です。
今回の参加者の中にも、寝る前にお酒を飲むという方や、入院中に他の物音で眠れなくなった、畑仕事で身体を動かしてるから睡眠には困っていない、などのお話を聞くことが出来ました。

質の良い睡眠は、個人によって大きく異なり、年齢によっても変わってきます。自分に合ったリラックス方法を見つけ、その日の眠気に応じて工夫することが大事だと思いました。

原稿作成者：かめおかゆう薬局　谷澤絢菜