お知らせ

2015.06.22

平成27年度 第1回薬剤師研修 を実施しました「検査値を処方監査・服薬指導に活かすには」

【日時】平成27年6月13日(土) 18時~21時

【場所】京都テルサ 東館3階 B・C会議室

今回の参加者は70名。Ⅰ期の薬学実習生も7名参加してくれました。

今回の主なテーマは「検査値」。

京大病院薬剤部から吉田優子先生をお招きし、
処方箋に臨床検査値を記載する病院が増える中で、薬局薬剤師としてその検査値をどう活用し、職能発揮していくのかを学びました。

処方箋に臨床検査値を記載している病院はまだまだ少ないですが、過量投与防止や相互作用・副作用発現の早期発見などの観点からも検査値の活用は重要になってきます。
全ての検査値を把握して覚えておくことは難しいですが、基準値は一覧にし、腎機能低下時に減量が必要な薬剤一覧など、資料を監査台(すぐに手の届く場所)に置いておくなど、各店舗で工夫していくことが大切です。

また、臨床検査の基準値は施設によって異なるものの、京都大学はHPに掲載しているとのことなので、必要に応じて基準値一覧(施設毎)も活用できることを知りました。
まずは血清カリウム(K)値の変動や腎機能、禁忌のある薬剤からしっかりポイントを抑え、患者さまにとってわかりやすい投薬へつなげていこうと思います。