ゆう薬局では現在、第3期の実習生の受け入れを行っています。
各店舗での実習を受けるとともに、週に1度集合研修を行っています。

集合研修は「すべての患者さんにつながる」という事を目的とし、知識フェーズ(1~4週)、体験フェーズ(5~8週)、思考・考察フェーズ(9~11週)の3つのフェーズに分け実施しています。

知識フェーズでは、ハイリスク薬に関するメーカー講義とワークショップを行い「服薬指導業務に必要な知識を身につける」「知識のインプットとアウトプットの方法を身につける」ことを目的としています。
ハイリスク薬は分類毎に講義を行い、グループ毎に知識カードなどを用いながら知識の整理また事例への対応などを発表してもらいました。

体験フェーズでは、知識を増やすだけではなく、自ら体験をして学んでもら事を重要としています。現場の服薬指導体験、集合研修では薬局製剤(漢方製剤)の作成など色々行います。
高齢者の状態・状況を知る研修では、高齢者擬似体験や簡易懸濁法、また尿取りパッドなども実際に見てもらいました。

実務実習も終わりに近づいてきましたが、実習で学んだことは今後に活かせてもらえればと思います。

撮影：近藤良祐（ひまわりゆう薬局）
原稿：武田沙代子（吉川ゆう薬局）