【日時】令和5年8月7日(月)～9日(水)
【場所】三山木ゆう薬局

　
夏休み企画として地域の小学生を対象に「こども薬剤師体験」イベントを開催しました。

薬剤師の仕事についてまとめたプリントを作成し、それを元に普段どんな仕事をしているのか講義形式で説明させていただきました。

　
その後、薬に見立てた食品を使い、実際に軟膏練りと水剤の調剤を体験してもらいました。

軟膏練りではジャムやチョコクリームを使い、体験用に作成した処方箋を見ながら必要な量を容器から取り出し、まな板とヘラで混ぜ合わせてもらいました。
分量通りに取り出すことや、混ぜるのが上手くできず戸惑っている子も居ましたが、薬剤師が隣で実物を使い実践すると分かりやすかったようで、最後の容器に詰める所までしっかりと行ってくれました。
水剤も同様に、処方箋を見てカルピスと水を混ぜてもらいました。
目盛に合わせて液体を入れたり、泡立たないよう静かに混ぜるのが難しそうでしたが、こちらも皆さん上手に容器まで移し替えてくれました。

　
最後はラベル代わりのシールを容器に貼り、投薬台を使って保護者の方へ投薬体験をしてもらいました。
渡す前に薬剤師から薬の説明の仕方を教えてもらい、中には恥ずかしがっている子も居ましたが最後まできっちり説明をして、「お大事に」と言ってお薬をお渡しできたときは皆さんとても嬉しそうにしていました。

初めての試みで、準備等迷うことも多くありましたが、店舗スタッフ全員で協力し取り組み無事に3日間のイベントを終えることができました。
参加してくださったお子さんたちも、白衣を着て体験している姿がとても可愛らしく、最後にお渡しした修了証と作ったお薬を持って笑顔で写真を撮っている姿を見て企画をして良かったなと思いました。

　
原稿作成者：三山木ゆう薬局　工藤ひとみ、馬場くるみ