Our Storyわたしたちのストーリー
Vol.05
地域で困っている人を
支えられる管理栄養士へ
吉川ゆう薬局 一般職・管理栄養士
川人 咲弥花2016年4月入社
祖父の死をきっかけに「地域で困っている人を支えられる管理栄養士になりたい」という想いが。
病院より地域の方々に近い印象があった保険薬局へ入社後は、健康イベントでの講師や薬局内での個別栄養相談など精力的に活動を続ける。
“ゆうさんの管理栄養士”として、地域の皆さまから信頼される存在になるべく日々奮闘中。
CAREER STEPキャリアステップ
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2015年3月
就職活動
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2016年4月
ゆう薬局入社
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2016年5月
導入研修~
現場配属 -
2016年11月
栄養士活動
開始
“地域の人を一番に考えている”
保険薬局へ
就職活動が始まる少し前、長らく入院していた祖父が退院したのですが、在宅で治療を進めるうちに栄養状態が悪化し亡くなってしまいました。病院は栄養ケアの体制も整っていますが、退院後食事に悩んだり、不適切な食生活を送っている方々はきっと数多くいるのだろうと感じ、「地域で困っている人を支えられる管理栄養士になりたい」という思いが出てきました。
様々な選択肢がある中で保険薬局を選んだ理由は、病院より敷居が低く、地域の方々に近い印象があったためです。また、保険薬局で管理栄養士が働いてきた歴史が浅く、自分でその道を拓いていきたいという思いがあったためです。
特にゆう薬局は京都に根差した保険薬局であり、「地域の人々を1番に考えている」という印象を強く受けました。ゆう薬局なら「地域で困っている人を支えられる管理栄養士」を目指していけるのではないかと思い、入社を決意しました。
“ゆうさんの管理栄養士”になるために
入社直後は管理栄養士業務を任されることはなく、一般職の仕事を覚えることで精一杯でした。入社して半年程経った頃、かめおかゆう薬局に併設されている“Cafe Lier”で行う健康イベントに、講師として栄養の話をしてほしいと依頼を頂きました。私にとっては願ってもないチャンスで、「これが成功すれば、栄養士の仕事に繋がっていくはず!」と考えていたので、当時は寝ても覚めてもイベントのことで頭がいっぱいでした(笑)。当日は本当に楽しい時間を過ごすことができ、参加された方々からも嬉しいお言葉をたくさん頂きました。それ以降、2ヶ月に1度イベントで話す機会を頂いています。資料作りに追われることもありますが、今後もっともっと“常連さん”を増やしていきたいと考えています。
また、薬局内で個別栄養相談も始めました。以前、糖尿病と診断されてから食事に気を使っているにもかかわらず、改善せず悩んでおられる女性の相談を受けました。私はあれこれ指示することは避け、患者さまと一緒に躓いてしまう原因を探してました。後日、「検査結果が良くなったからお薬が減ったよ!」と嬉しそうに報告して下さったときは、本当に嬉しく、やりがいを感じました。
薬局内では病気に関することに限らず、「リンゴはすりおろすのか、加熱するのか、そのまま食べるのか、どれが1番いいの?」「この前テレビで○○食べたらいいって言ってたけど、ホンマ?」など、ちょっとした質問もよく頂きます。それは、気軽に入ってお話できる保険薬局ならではだと感じていますし、「ゆうさんに栄養士さんいてくれるから、いつでも聞けるし助かるわ~。」と言って頂くこともあります。今後も“ゆうさんの管理栄養士”として、地域の皆さまから信頼される存在になることが今後の目標です。