お知らせ

2014.01.07

花園大学の教諭を目指す学生を対象に特別講義を実施しました

12月12日(木)9:40〜11:40

ひまわりゆう薬局研修室

 

花園大学 社会福祉学部 児童福祉学科の保育士・幼稚園教諭・養護教諭を目指す3回生25名を対象に特別講義を実施しました。

 

 

目的は ・症状の聞き取りの基礎を知る ・医薬品(特に薬)について知る ・想像力を高め、顧客が何を訴えようとしているか読み取る方法を学ぶ

「薬局とは?」「薬剤師には何ができてどこにいるか」について講義を行いました。

薬剤師の仕事は「誰もが持つ「不」・(不安・不足・不満)を和らげ、笑顔になってもらう事を目指して力を磨き発揮すること」であり、保育士さんや教諭と共通する部分があるように感じます。

 

 

 

 

誰のために日々努力を積み重ねていくかを思い描くために、自分が関わって行く相手にどのような表情になってほしいかを描いてもらいました。

活き活きとした「笑顔」を作り出したい。

人を笑顔にしていくために、自らはどんな知識や技術を持っておく必要があるかを考えた上で努力を積み重ねていくことが大切ですね。

 

 

効果がはっきりしている薬であるからこそ、正しく使ってもらうことが大切。

また「くすり=リスク」。誤って使えば不利益を生じます。

 

相手が理解できるように伝えること、何を訴えたいかを傾聴することをワークショップを通じて理解してもらったうえで、努力を積み重ね、現場で真剣な表情で働く薬剤師の姿を見学してもらいました。

 

また実際にエピペンの練習キットや、学校の授業で習った生薬のにおいや味を体感してもらったり、吸入薬の練習などを実践してもらい、言葉や文字だけでは相手に伝えることは難しいことを理解してもらい、学生時代に「五感で学ぶこと」の重要性を伝えました。

 

 

 

 

 

 

目指すものは「顧客の笑顔」という共通の目的である彼女ら。

夢を果たし現場で働くようになった時、薬のこと・生活・衛生のこと・健康のこと・分からない事があれば、学校薬剤師はじめ身近なところにいる薬剤師へ相談してもらうようお願いしました。

 

子どもたちの笑顔、地域の方々の健康な生活を守るものとしてお互いに頑張っていきたいですね。