お知らせ

2013.11.17

小学生職場体験学習(神足ゆう薬局)

「働くこと」への関心・意欲を高め、早い時期からさまざまな職場での社会体験を通して、「働く 大人」と接し、働くことの厳しさや楽しさ、やりがいなどを学びぶ事を目的とした、【職場体験学習】に、神足ゆう薬局は毎年ご協力させて頂いています。

今年も平成25年10月17日に神足小学校3年生より3名がいらっしゃいました。

 

やや緊張した面持ちでしたが、「何でも気になることがあったら聞いていいよ」声を掛けながら、少しずつお薬や薬局について説明していきました。

 

 

 

 

神足ゆう薬局は、整形外科の医院の近くにあるので、湿布がたくさん置いてあることを説明すると、

 

 

「そうだ!湿布もお薬だ!」

 

「おばあちゃんが使っている!」

と湿布に関する話が飛び交い、

 

「どうして薬によってパッケージの色が違うの?」という質問では、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「作っている会社によってパッケージの色やデザインが様々あって、同じ商品でも大きさが違うものは、間違いをなくす為に、区別できるように色分けされているんだよ」と説明し、他にも注射薬があることを伝えると、注射は病院でやってもらうものだと思っていたと、薬局に自分で注射する薬がある事に驚いていました。

 

 

 

説明の後は実際に調剤体験をしてもらいました。

手作り処方せんを見ながら、実際にお菓子・ジュースを用いた疑似調剤体験をしてもらいます。

 

1:錠剤分包(マーブルチョコレートとラムネ)

 

 

 

 

 

機械の下の部分から完成品が出てくるたびに「すごーい!!」「薬局でこんなこともできるんや」と歓声が上がりました。 最後の1包が出てくるまでずっと見ている姿はとてもかわいかったです。

 

 

 

 

2:水剤混合(ぶどうジュースとカルピスの混合)

ちょうど様子を見に来られた先生にも一緒に確認してもらいながら作りました。100mLと20mLのメスシリンダーを使い、どのように測ったらよいかは子どもたちに任せると、3人で仲良く相談して計算していました。

 

 

3:散剤作成(乳鉢を用いて乳糖と三白糖の混合)

 

 

 

終盤になると、

「薬局の裏側が見られて面白かった」「薬の種類がいろいろあってびっくりした」 「こんなに薬があるけど場所は全部覚えているんですか?」

など、積極的に質問をしてくれて、子どもながらの素朴な疑問に、言われてみれば・・・ という新しい気付きが多々ありました。

 

 

全ての体験学習を終えた頃、

お迎えの先生が来られ、記念撮影をして終わりとなりました。

 

時間が経つにつれ、子どもたちの緊張がだんだん和らいで、笑顔がどんどん増えてきたことが嬉しかったです。

模擬調剤の内容は本物の処方せんの記載のルールを極力踏まえて作ったものだったので、小学3年生には少し難しかったかと思いますが、一生懸命考えながら行ってくれました。

今回の体験を通して、今後の生活の中で少しでも薬のこと、薬局のことに興味を持ってもらえたら大変嬉しいです。